2011/04/26

SuperOneClick v1.9.1

SuperOneClick v1.9.1 が出ていたので、変更点を追記してみる。v1.8.0をスルーしていたので、まとめて追記しておく。

v1.8.0
・ドライバが自動的にインストールされるようになった(Windows のみ)
・root 取得に使用するツールである RageAgainstTheCage を廃止(Exploit として選択できなくなった)
・フォルダ構造を一新

v1.9.0
・バグフィックス

v1.9.1
・root 取得に使用するツールである GingerBreak を使用できるようにした
・busybox のインストールをするかどうか選択できるようになった


RageAgainstTheCage で使用している脆弱性は、Android の現在のバージョンでは既に修正されている。そのため不要と判断された模様。現在も利用できる psneuter の手法と、新たにリリースされた GingerBreak の手法の2つの手法がサポートされている。GingerBreak は Android 2.2, 2.3, 3.0 に対応しているらしいので、Xperia arc でも使用できるようだ。

Androidのビルド

公式のガイドを参考にAndroidのソースコードのビルド環境を作ってみた。

公式のガイドによると、Android のソースコードはおよそ 2.6GBあり、ビルドするのに空き容量が 10GB 必要。(ちなみに実際にダウンロードした froyo のソースコードは 4.6GB あった)
Android は、Ubuntu (10.04以降) でテストしているようだが、多くのディストリビューションで必要なビルドツールが利用できるはず、とのこと。